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企業PR・会社紹介動画の制作ガイド|目的・費用・発注前に決めること

株式会社Sunday Park / 実務ガイド

企業PR・会社紹介動画は、会社が伝えたいことと、視聴者が判断したいことを合わせて作ると役割が明確になります。営業、Web、展示会での使い方から、費用と社内準備までを整理します。

掲載する制作例は、公式の制作説明と公開リンクで確認できる範囲を紹介しています。動画全編の視聴に基づく場面・音の評価は行っていません。

金正堂テレビCMのワンシーン
金正堂/テレビCM・制作:Tennosuke
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CONTENTS / この記事で分かること
記事の全体像を図で確認する
BUSINESSEVIDENCEDIALOGUE
会社の情報を並べる前に、相手が理解したい仕事と次の相談を決めます。説明用の概念図

企業PR動画と会社紹介動画は、見終えた後の理解で分ける

企業PR動画や会社紹介動画は、会社の事業、強み、考え方、働く人などを映像で伝えるものです。呼び方には幅があります。発注時は名称を選ぶより、誰に何を理解してもらう映像かを決めるほうが、必要な内容を整理できます。

会社案内を目的とするなら、何を提供し、どこまで対応し、どう相談できるかが中心です。企業への印象や価値観を伝えるなら、その考え方が見える仕事や人の姿を選びます。ブランドの世界観だけを重視する映像と、取引前の具体的な説明に使う映像では、必要な情報量も構成も変わります。

営業、展示会、Webサイト、採用のすべてを一本で扱おうとすると、相手に関係のない説明が増えることがあります。まず主な視聴者を一つ選び、他の用途は短縮版や章ごとの切り出しとして検討します。採用専用の動画を作るなら、仕事内容や応募者の疑問を改めて設計し、会社案内の流用だけで済ませないようにします。

視聴者と上映場所で、必要な説明量を決める

取引を検討している担当者は、会社の理念だけでなく、対応できる仕事や実際の体制を知りたい場合があります。営業の商談冒頭で流すなら、その後に担当者が説明できるため、事業の全体像を共有する役割に絞れます。Webで単独視聴される場合は、次の情報へ進める案内も必要です。

展示会では、途中から見る人、足を止めず通る人、音が聞き取りにくい人を想定します。長い話の最後まで見ないと事業が分からない構成では、伝わる機会を逃しやすくなります。会社名や何をしているかを途中からでも認識できるようにし、詳しい説明はスタッフや資料と分担します。

視聴条件は「音を出せるか」「画面の距離」「最初から見るか」「何語が必要か」まで依頼書に書きます。完成尺は、この条件と伝える内容から決めましょう。企業動画なら何分が正解という考え方ではなく、相手の判断に必要な説明を無理なく届ける長さを検討します。

01 / VIEWING CONTEXT考え方を図で整理

相手と場所で、動画の役割を変える

01

営業商談

事業の共通理解をつくる

担当者の説明と分担
02

Webサイト

自分に関係する事業か判断する

説明ページと相談窓口へ
03

展示会

途中からでも仕事が伝わる

文字・繰り返し・会場対応
用途を増やすときは、同じ完成版で十分かを確認します。

15秒に、何を残すか。

Tennosukeの制作実績として掲載している、金正堂とハッピー調剤薬局のテレビCMです。短い尺の中で、人物の場面と商品・サービスの情報をどうつないでいるかをご覧ください。

金正堂結婚指輪を選ぶふたりの日常を描くテレビCM。
制作:Tennosuke/担当:キャスティング・撮影・動画制作
制作事例を見る ↗
ハッピー調剤薬局接客・相談の場面で、薬局のサービスを紹介するテレビCM。
制作:Tennosuke/担当:キャスティング・撮影・動画制作
制作事例を見る ↗
  1. 見終えた直後に、覚えている場面と言葉を一つずつ書く。
  2. 人物・商品・サービスの説明に使う時間を区切ってみる。
  3. 必要な場所・演者・小道具を絵コンテから拾う。

掲載している商品説明・価格・キャンペーンは制作時点の内容です。掲載制作物だけから、配信成果や個別案件の費用を判断することはできません。

会社の強みは、確認できる仕事や場面に置き換える

「高い技術力」「丁寧な対応」「柔軟な提案」といった言葉だけでは、他の会社との違いが見えにくくなります。その言葉を支える具体的な場面を探します。技術力なら作業のどこに工夫があるか、丁寧な対応ならどの段階で何を確認するか、柔軟さならどんな条件に対応できるかを整理します。

実績や品質に関する数値は、出典、対象期間、集計範囲を確認します。古い会社案内に書いてある数字を、そのまま現在の事実としてナレーションへ入れないでください。取引先名や導入例、顧客の声を使う場合も、動画での公開と掲載先の範囲について確認が必要です。

映像にすると外へ伝わる情報も増えます。工場やオフィスの資料、画面、機械の表示、製造過程など、公開できないものを撮影前に洗い出します。映せない工程があるなら、代わりに伝えられる説明や模式図を用意し、撮影当日に隠す判断だけへ頼らないようにします。

会社紹介の構成は、事業・証拠・相談の順につなぐ

構成の出発点は、「誰のどんな課題を扱う会社か」「何を提供するか」「どう実行するか」「次に何を相談できるか」です。沿革や代表の挨拶から始める必要があるかは、視聴者にとっての意味を確認して決めます。会社が話したい順番と、相手が知りたい順番が同じとは限りません。

事業の説明は、サービス名を並べるだけでなく、相談から提供までの流れや具体的な成果物を示します。人の紹介も、人数や役職の一覧だけでなく、その人が仕事のどこを担っているかと合わせると理解しやすくなります。複数部署を公平に同じ秒数で載せるより、今回の視聴目的に合わせて配分します。

最後の案内は用途で変えます。営業用なら商談で深掘りする論点、Web用ならサービス説明や相談窓口、展示会用なら会場スタッフへの問いかけが考えられます。動画が会社のすべてを説明し切る必要はありません。次に話す内容が明確になると、構成から削る判断もしやすくなります。

架空例:検査装置メーカーの営業用90秒を設計する

ここでは架空の検査装置メーカーを例に、初回商談で事業を理解してもらう90秒の動画を考えます。実在の企業や制作実績ではなく、説明のための仮定です。相手は生産設備の担当者で、会社名は知っていても対応範囲はまだ分からないとします。

撮影するのは、公開可能な装置、社内の打ち合わせ、操作の手元、担当者の短いコメントです。「不良をなくす」といった裏付けのない保証は入れず、確認方法や対応工程を示します。機械の能力は正式な製品資料と照合し、顧客名や顧客製品は許可がなければ使いません。

展示会にも使う場合は、この一本をそのまま無音で流すだけにせず、会社の役割が短い文字で伝わる別版を検討します。Webでは主要な説明をテキストでも読めるようにし、動画を見られない人にも事業内容が伝わるページを用意します。

営業用90秒の完成台本

次は前述の架空メーカーの台本です。発言は説明用に作成したもので、実在の社員のコメントではありません。説明場面には公開許可済みのデモ装置を使い、製品の能力・実績値は追加していません。

架空の検査装置メーカー:90秒の台本とカット割り
秒数映像・カットナレーションまたは発言事実確認・承認
0〜15秒デモ部品が検査装置へ入る引きの画→検査部を接写「製造の現場で、何を、どの条件で確かめるか。私たちは、検査工程に合わせた装置づくりをお手伝いします。」製品資料と対象工程を事業部が確認
15〜30秒相談担当が条件表を開く→寸法欄を指す手元「まず伺うのは、対象物、確かめたい項目、設置する環境。要件を整理し、必要な仕組みを一緒に考えます。」実際のヒアリング項目。機密のないデモ資料を使用
30〜45秒図面を確認する二人→機構を示す簡易図解「設計の途中でも条件を確認し、現場での使い方まで具体化します。図面と動作を照らし合わせながら進めます。」設計工程・対応範囲。画面内の顧客名は使わない
45〜60秒担当者の短いコメント→操作パネルの手元担当者「ご相談の段階で、まだ決まっていないことも伺います。判断に必要な情報を、一つずつ整理していきます。」本人の実際の発言に差し替え、文脈を本人確認
60〜75秒検査条件を確認するデモ→装置を囲む社内スタッフ「装置の動作と条件を確かめ、導入へ。運用する方へ説明する内容も、事前にすり合わせます。」検証と導入時説明の実際の提供範囲
75〜90秒相談担当・装置全景→会社名と相談窓口「検査したい対象物や、いま困っている工程からお聞かせください。架空検査装置メーカー。詳しくはサービス案内へ。」実制作では正式社名・相談先を使用。保証表現を足さない

各区間に15秒を置いたのは仮案です。仮ナレーションで読んで90秒へ収まるかを確かめ、間が足りなければ文を削ります。展示会用は長い発言を前提にせず、事業名・対応工程・相談内容を短い文字に分けた別版にします。

公式公開例:撮影しにくい事業の仕組みをアニメーションで伝える

JPCが公開するサントリーロジスティクスの企業紹介例は、コーポレートサイト掲載を目的としたアニメーションです。公開説明には、写真や言葉では説明しにくいサービスをイラスト化し、企画構成・編集・ナレーション収録を担当したとあります。Sunday Parkの制作実績ではありません。

外部の公式公開映像。公式掲載ページで見る。インターネット接続が必要です。閲覧環境で再生できない場合は掲載元からご覧ください。

この公開説明から参考にできるのは、実写で全拠点を並べる以外にも、会社の仕組みを図解する選択肢があることです。自社の事業を「物がどこからどこへ動くか」「誰がどの工程を担うか」へ分け、撮影では見せにくい関係だけを図解する、と置き換えられます。制作費・成果は公表値として採用していません。この紹介は公式の制作説明に基づき、本編の場面や音を分析したものではありません。

Sunday Parkの料金:ブランディング・企業紹介は撮影込み30万円

Sunday Parkが2026年10月4日に提示した提供条件です。外部サービスの公式プランや市場平均、CONC案件の制作費とは区別してご覧ください。

Sunday Park|ブランディング・企業紹介動画

料金・目安
撮影込み30万円
範囲・確認事項
キャスティング・スタジオ費は別途。演出、尺、納品本数、修正回数、税区分は見積もりで確定します。
出典・相談先
事業者提示条件(2026年10月4日)/動画制作の相談窓口

Sunday Park|外部の人・場所を使う場合

料金・目安
モデル5万円/人・スタジオ10万円/日の目安
範囲・確認事項
キャスティング・スタジオの参考額です。利用先・期間・人数・拘束時間・場所等をそろえて個別見積もりを取ります。
出典・相談先
事業者提示条件(2026年10月4日)/動画制作の相談窓口

クライアント社内の人に出演してもらい、オフィスで撮影するなら、外部モデル・外部スタジオの費用は不要です。ただし社員の出演時間、社内調整、撮影準備の負担までゼロにはなりません。出演への同意、撮影許可、業務や映り込みへの配慮も確認します。

税区分は未指定です。尺・本数・修正回数など、未指定の条件は料金から推定せず、発注時の見積書で確定してください。

外部モデル1名・スタジオ1日の場合

撮影込み30万円+モデル目安5万円×1名+スタジオ目安10万円×1日=45万円が、この条件での単純合計です。税区分・利用権・追加準備等は未確定なので、支払総額ではありません。社内出演・自社オフィスなら外部モデル・スタジオ分15万円は発生せず、制作30万円を起点に、必要な追加条件と社内工数を確認します。

制作費を動かすのは、撮影場所・人・情報整理・展開版

企業動画の見積もりでは、企画と取材、撮影日数と拠点数、出演・ナレーション、編集・図解、字幕・翻訳、納品版を確認します。長さだけで価格は決まりません。一拠点で担当者に話を聞く案と、複数工場を回り多言語版を作る案では、必要な準備と移動が異なります。

既存資料の整理をどこまで依頼するかも費用に影響します。会社案内、Webサイト、営業資料で説明が違う場合、台本を作る前に統一が必要です。事業の優先順位や公開可能な範囲は、制作会社だけでは決められません。社内の情報整理を発注者が担うのか、取材を通じて支援してもらうのかを明確にします。

比較時は、撮影時間、インタビュー人数、撮影場所、修正、字幕、言語、音楽の利用範囲をそろえます。予算に合わせるなら、全拠点の撮影を一度に行わず代表拠点に絞る、既存の許諾済み写真を使う、更新が多い数値を映像の外へ置くなどの案があります。削減後も、会社を選ぶための説明が残るかを確認します。

条件付きの料金例と、社内稟議用の積算

JPCの企業・会社紹介動画サービスは、2026年10月4日の確認時点で料金目安700,000円からと案内しています。該当欄では税区分や撮影日数、出演人数、全工程が最低価格に含まれるかまで確定できません。公式の下限表示と、自社の必要条件を入れた総額を分けて考えます。

架空90秒案の積算練習:実在料金・市場相場ではありません
項目仮の税抜予算この例に含める条件
企画・取材・台本150,000円既存資料の整理と社内取材、90秒台本1案
撮影200,000円1拠点・1日、社員インタビュー1人と装置のデモ
編集・簡易図解・整音250,000円横型90秒1本、簡易図解、合意範囲の修正2回
ナレーション50,000円日本語1人・原稿確定後の1収録
字幕・納品確認50,000円日本語字幕と最終ファイルの照合
合計700,000円全額に税率10%を仮定すると770,000円

これは計算方法を示す架空の予算であり、JPCの700,000円プランの内訳ではありません。交通費、追加拠点、外部出演者、音楽の権利、翻訳、展示会用の別編集、追加修正、公開後の更新は、この仮定では含めていません。必要な項目を見積もりへ足してから決裁します。

インタビューは、原稿の暗記より事実と具体例を準備する

出演者には、動画の視聴者、使われる場所、聞きたいテーマを事前に共有します。自然な話し方を求める場合でも、何も準備せず本番へ入ると説明が長くなったり、公開できない話が出たりします。質問ごとに、伝えたい事実と具体例を短く整理しておくと回答の軸ができます。

架空の検査装置メーカーなら、「相談を受けて最初に確認すること」「設計の途中で顧客と確認すること」「導入後に案内すること」を聞きます。「御社の強みは何ですか」だけより、実際の仕事が伝わる質問です。専門用語は、視聴者が知っている範囲に合わせて言い換えます。

発言を編集するときは、文脈が変わっていないか確認します。複数の回答をつないで本人が話していない断言に見せないこと。役職や肩書、氏名、発言の確認者、公開後に変更があった場合の扱いも決めておきます。話す人の個性と、会社として発信する情報の正確さを両立させます。

社内承認は、構成・事実・表現に分けて進める

関係部署が多い企業動画では、誰が何を確認するかを先に決めます。経営層は事業方針やメッセージ、事業部はサービス内容、広報はブランド表現、必要な担当は公開情報や権利を確認する、と役割を分けます。すべての人が全段階で好みの修正を出す進め方は、判断を複雑にします。

企画時に承認するのは目的と構成、台本では事実と主張、撮影前には場所や出演、初稿では伝わり方、最終では表記と納品仕様です。確認者が途中で増える可能性がある場合は、重要な台本の段階で共有します。後から会社紹介の方向を変えると、再撮影や追加編集につながることがあります。

フィードバックには、修正箇所、理由、正しい内容、確認済みの資料を添えます。「もっと企業らしく」だけでは、色なのか言葉なのか、映像の選び方なのか分かりません。最終判断者が意見をまとめて返し、承認済みの版と変更履歴を残すと、公開後の更新にも引き継げます。

字幕・音・権利は、利用する場所に合わせて準備する

字幕は、画面を飾るテロップとは役割が異なります。W3Cは、発話と内容理解に必要な音の情報を文字で伝えるものとして説明しています。自動字幕も、そのままで正確とは限りません。社名、製品名、数値、専門用語を確認し、映像や音声とのタイミングを調整します。

展示会向けの文字入り映像、Webのプレーヤーで表示を切り替える字幕、海外向けの翻訳字幕では必要なデータが変わります。音声なしで見せる版が必要なら、台本から設計します。アクセシビリティの対応は完成後の付け足しにせず、利用者と内容に応じて必要な字幕や説明を発注要件に含めると進めやすくなります。

出演、場所、音楽、写真、顧客資料の利用条件も用途に合わせて確認します。社内上映だけの予定から、Web公開や広告利用へ広げる場合は条件を見直してください。更新時に使える素材と、期間や用途が限られる素材を分けて管理すると、動画を継続して利用しやすくなります。

納品後は、営業で使えたかと更新しやすさを確認する

会社紹介動画の評価は、再生回数だけでは十分ではありません。営業で共通説明に使えたか、相手が事業を理解する助けになったか、展示会の説明とつながったかなど、最初に決めた用途で振り返ります。担当者の感想を集める場合も、どの相手と場面で使ったのかを一緒に記録します。

会社名、拠点、肩書、事業内容、認証などが変わった際の更新窓口を決めます。変わりやすい数値は、映像へ固定する必要があるかを企画時に考えておくと、全面的な作り直しを避けやすくなります。字幕なし版、必要な素材、編集データの引き渡し範囲は、納品前に契約で確認します。

相談の際は、主な視聴者、利用場所、既存資料、撮影できる場所、社内の確認者を伝えてください。Sunday Parkの制作サービスから問い合わせる場合も、企業映像に必要な取材・撮影・編集・展開版の対応範囲を個別に確認し、目的に合う進め方を相談しましょう。

記入用ファイル

記入例と空欄ファイルをダウンロードして、自社用に書き換えてください。HTMLはブラウザー等、CSVは表計算ソフトで使えます。

参考情報・出典

株式会社Sunday Park

広告運用、ショート動画・記事LPの制作、モデル撮影、インハウス化支援を行っています。

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