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HP制作ホームページの維持費・保守費用|月額料金の内訳と依頼範囲の決め方
株式会社Sunday Park / 実務ガイド
ホームページの維持費は、公開環境だけを自社管理する場合と、WordPressの更新や復旧まで外注する場合で大きく変わります。公式料金を使う例では、サーバー+.comドメインは初年9,820円(税込)。これに月11,000円・初期33,000円の保守を組み合わせると初年174,820円(税込)になります。作業範囲が異なるため、どちらも市場相場の下限・上限ではありません。契約・更新条件をそろえた年間予算を見ていきます。
CONTENTS / この記事で分かること
記事の全体像を図で確認する
月額を四つの仕事に分ける
- 実費公開環境と利用料
- 保守更新・監視・復旧
- 情報更新原稿・写真・掲載条件
- 改善分析・構成・追加制作
同じ作業範囲にそろえて、年額で比較
ホームページ維持費はいくら?実費と作業料の公開例
以下は2026年10月4日に確認した公式の金額です。「公開する場所の料金」と「人がサイトを点検・変更する作業料」を分けます。サーバーだけ契約しても、サイト制作、記事更新、個別のWordPress不具合修正まで任せられるわけではありません。
横にスクロールして各項目を比較できます →
| 会社・サービス | 料金(税込) | 含む範囲 | 契約・除外の要点 |
|---|---|---|---|
| さくら:スタンダード/公開環境 | 初期0円。12か月一括6,600円。毎月払い660円 | WordPress対応のサーバー、無料SSL、バックアップ&ステージング機能 | 一括払いの途中返金なし。ドメイン別。サイトの更新代行・制作はこの料金の対象ではない |
| さくら:.com/ドメイン | 現行新規1年3,220円。更新1年3,437円 | ドメインの登録・更新 | 新規は2026年11月4日11時以降3,437円。更新は2026年11月期限分から改定額。自動更新・請求時期を確認 |
| オルタ:エコノミー/WordPress保守 | 初期33,000円+月11,000円 | 本体更新、プラグイン5個程度、事前検証、バックアップ3世代、復元3か月に1回まで | 最低1か月。更新不具合対応は33,000円相当まで。PHP/MySQL更新別途。サイト更新代行の範囲・解約予告日は要確認 |
| オルタ:スタンダード/WordPress保守 | 初期55,000円+月22,000円 | プラグイン10個程度、バックアップ6世代、復元月1回、PHP/MySQL更新は1〜2年ごと | 最低1か月。サーバー相談は含むが、サーバー・ドメイン利用料とは別。更新不具合対応の上限あり |
| ジーニアスウェブ/WordPress保守 | 1インストール月11,000円相当。年払い132,000円 | 本体・プラグイン更新、事前バックアップ・切り戻し、月1回+更新前バックアップ | 最低1年。初期調査費の別請求有無は明示なし。サーバー保守・ページ修正・PHP本体更新・外部改ざん対応は対象外 |
オルタの受付は平日9〜18時、ジーニアスウェブも平日9〜18時と案内されています。監視があることと、夜間に個別復旧作業まで行う契約は別です。どのサービスも、この表から24時間の有人復旧保証や結果保証は導けません。
ドメインは初年度の取得額を翌年へそのまま使わないでください。さくらの.comは公式の改定案内に日付と新旧料金があり、本記事の更新試算には3,437円を使っています。新規取得が11月4日以降になる場合は、初年の試算にも217円を足します。料金改定の公式案内
公開を続けるために発生する実費を確認する
| 費目 | 何のために必要か | 確認する条件 |
|---|---|---|
| ドメイン | Webのアドレスを継続して使う | 更新料、名義、期限、通知先 |
| サーバー・ホスティング | ページやデータを公開する | 容量、転送量、管理範囲、更新条件 |
| CMS・制作ツール | 編集と公開の仕組みを使う | プラン、人数、解約後の表示・出力 |
| 外部機能 | フォーム、予約、検索など | 件数制限、追加料金、連携の範囲 |
| 有料素材・拡張機能 | 必要な機能や素材を利用する | 更新料、利用範囲、失効時の扱い |
ドメインは、初回登録時の金額だけでなく更新条件を確認します。JPドメインの手続きや料金は管理する指定事業者へ確認することがJPRSのFAQでも案内されています。支払いを制作会社へまとめている場合も、何の契約を代行しているかを一覧で受け取っておきましょう。
ホスティングや制作ツールに、SSL証明書、バックアップ、メール、基本的な監視が含まれる場合があります。ただし、同じ名前の機能でも復元できる範囲や対応方法は異なります。別契約と重複していないか、逆に必要な機能が抜けていないかをサービス仕様で確認してください。
WORK & INSIGHT
説明・証拠・相談を、ページでつなぐ。
Sunday Parkの自社サイトでは、サービスの説明と制作事例を別ページで公開しています。自社サイトを検討するときの実例として、提供内容から実物の確認、問い合わせまでのつながりをご覧ください。
- 01提供内容を知る →
デジタルマーケティング、制作、インハウス化の支援範囲を確認する。
- 02実際の制作物を見る →
会社名と担当範囲を確認し、広告動画・記事LP・CMの実物を見る。
- 03自社の課題を相談する →
確認したサービスや事例と、相談したい内容をつなげる。
- サービスページで、任せられる範囲を確かめる。
- 事例ページで、会社名・担当工程・制作物を確かめる。
- 問い合わせ前に残る疑問を洗い出し、必要な説明を足す。
保守費は、何を予防し、どこまで対応するかで変わる
保守には、CMSや拡張機能の更新、脆弱性情報の確認、バックアップ、稼働監視、障害調査、復旧作業などが含まれることがあります。すべての契約にすべての作業が入るわけではありません。見積書の「保守一式」を、その会社が実施する仕事へ分解してもらいます。
WordPressを使う場合は、公式の更新案内やセキュリティ対策の説明を参考に、更新とアクセス管理を継続する担当者を決めます。更新すれば絶対に安全、保守契約があれば事故が起きないという保証ではありません。利用しているテーマやプラグイン、独自機能の動作確認も必要です。
管理された制作ツールを使う場合は、基盤の更新をサービス側が担うこともあります。その場合でも、契約更新、公開内容、外部連携、アカウントの管理がすべて不要になるとは限りません。サービス側の責任範囲と、自社または保守会社が確認する範囲を分けてください。
文章の更新と、システムの更新は別の作業
「更新込み」と書かれた契約では、何を更新するのかを確認します。営業時間や写真の差し替えと、CMS本体やプラグインの更新は、作業内容も必要な確認も違います。お知らせの投稿を頼める契約でも、システムの不具合が対象外の場合があります。
| 作業の種類 | 内容の例 | 比較するときの単位 |
|---|---|---|
| 情報更新 | 文章、写真、募集条件の差し替え | 回数、点数、ページ数、作業時間 |
| システム更新 | CMS・テーマ・拡張機能の更新 | 対象、頻度、動作確認、戻し方 |
| 改善 | 構成変更、導線整理、分析 | 調査、提案、制作、実装の範囲 |
| 追加制作 | 新ページ、新機能、撮影 | 個別見積もりと納品条件 |
軽微な修正の上限は、月何回かだけでなく、どの程度の変更までかを聞きます。長い原稿への差し替え、レイアウト変更、新しいバナーの制作が同じ扱いとは限りません。使わなかった分の繰り越し、急ぎ対応、修正後の確認回数も事前に確認すると、毎月の依頼がしやすくなります。
バックアップは、取得・保存・復元をセットで確認する
バックアップ費用を比較するときは、何を保存するか、保存する頻度、保持する期間、保存先、復元の担当を聞きます。ページのファイルだけでは、CMSの記事や設定を元に戻せない場合があります。WordPressのバックアップ案内では、ファイルとデータベースの両方を扱っています。
自動バックアップがあることと、必要な時点へ戻せることは同じではありません。更新頻度が高いサイトでは、古い状態へ戻すとその間の記事や問い合わせの記録を失う可能性があります。何時間・何日分までの変更を失うことが許容できるかは、サイトの業務上の役割から決めます。
復元作業が月額に含まれるか、回数制限があるか、誤操作や改ざんも対象かを確認します。また、バックアップ自体へアクセスできなくなる状況や、復元手順が担当者にしか分からない状態を避ける工夫も必要です。保管しているという説明だけでなく、戻し方を確認できる契約にしましょう。
障害対応は、受付時間と復旧の約束を混同しない
障害対応では、問い合わせを受け付ける時間、調査を始める目安、復旧に向けて行う作業を分けます。24時間監視があっても、人が24時間いつでも復旧作業を行うとは限りません。「迅速対応」「即日対応」の意味を、具体的な連絡と作業へ置き換えて確認します。
| 確認する場面 | 聞いておきたいこと |
|---|---|
| サイトが表示されない | 連絡先、受付時間、調査開始の目安 |
| フォームが届かない | ページ・メール・外部サービスのどこまで調べるか |
| 更新後に表示が崩れた | 戻す作業と再調整が契約内か |
| 不正アクセスの疑い | 初動、調査、復元、専門対応の範囲 |
| 外部サービスが停止した | 保守会社ができる対応と対象外のこと |
サイトの停止がすぐに売上や受付へ影響するなら、許容できる停止時間や代替の連絡手段も検討します。復旧の保証がない契約では、その前提を予算判断に含めます。逆に、更新頻度の低い会社案内サイトで常時の有人対応が必要かは、業務への影響から考えましょう。
同じ公開環境で、年額を3パターン計算する
次は公開単価を組み合わせた予算モデルで、セット商品の見積もり・実契約の実績ではありません。WordPress1サイト、さくらスタンダード12か月一括、.comを1年ごと更新、無料SSLを利用する条件をそろえます。制作済みサイトの維持だけを対象にし、新規制作・記事更新代行・有料プラグイン・メール追加・個別復旧・社内人件費は含めません。保守会社がこの環境を受託できるかは事前調査が必要です。
| 費目 | A:自社で管理 | B:オルタ エコノミー併用 | C:オルタ スタンダード併用 |
|---|---|---|---|
| サーバー12か月 | 6,600円 | 6,600円 | 6,600円 |
| .com新規1年 | 3,220円 | 3,220円 | 3,220円 |
| 保守の初期設定 | 外注なし:0円 | 33,000円 | 55,000円 |
| 保守12か月 | 外注なし:0円 | 11,000×12=132,000円 | 22,000×12=264,000円 |
| 初年合計 | 9,820円 | 174,820円 | 328,820円 |
| 次年度の同条件計算 | 10,037円 | 142,037円 | 274,037円 |
| 自社に残る作業 | 本体・プラグイン更新、検証、バックアップ運用・復旧など | ページ内容更新、別料金のPHP等更新、上限超作業の承認 | ページ内容更新、定期対象外/上限超作業の承認 |
次年度は初期設定費を除き、サーバー6,600円+.com更新3,437円+保守12か月で計算しました。将来の価格改定がない場合の算術です。CはBより対応範囲が広いため、同品質で高い・安いという比較ではありません。Aも社内の管理工数を0時間とみなしてはいけません。
| 項目 | 金額・計算 | 更新月/対象外の記録 |
|---|---|---|
| サーバー/CMS利用 | [ ]円×[ ]回=[ ]円 | [ ] |
| ドメイン/証明書/有料機能 | [ ]円 | [ ] |
| 保守・更新代行 | 初期[ ]円+月[ ]円×12 | 作業上限[ ] |
| 予定する都度作業 | 単価[ ]円×[ ]回 | 外部見積もり・担当[ ] |
| 年間総額 | [ ]円+未確定[ ]項目 | 次年度総額[ ]円 |
現在の契約書と請求書から、誰へ何のために支払うかを入れてください。CMSにホスティングが含まれる場合は、別のサーバーを二重に計上しません。未確定の障害対応予算は、必要な復旧内容を決めて別枠で承認します。
自社対応・定額保守・都度依頼を、作業ごとに組み合わせる
社内に更新担当がいるなら、日々の原稿修正は自社で行い、システム保守と障害対応を外注する方法があります。更新が少なく、仕組みがシンプルなら、必要時の作業を都度依頼する選択肢もあります。ただし、急な問題で誰に相談できるかが不明な状態は残さないようにします。
定額保守を選ぶときは、継続して必要な仕事と、定額の中で確保される対応範囲に価値があるかを見ます。毎月修正を頼まなかったとしても、監視や更新確認が実施されているなら、作業がないとは限りません。一方、報告も対象も不明なまま長年払い続けているなら、契約内容を確認する余地があります。
比較表には、社内でできること、外部に任せること、対応しないことを三つの欄に書きます。CMSの更新は外注、原稿の更新は社内、写真撮影は必要時に別見積もりなど、仕事単位で分けると過不足が見えます。担当者の異動や退職時の引き継ぎも、費用だけでは見えない選定条件です。
当社で制作後の保守も検討する場合
Sunday ParkのHP制作は30万円と公開後1か月のアフターサポート。その後の保守運用は任意で月2万円です。保守を12か月利用する場合は2万円×12=24万円ですが、税区分と対象作業は見積書で確認します。サーバー・ドメイン等の実費を含むと決め付けず、更新依頼、障害対応、バックアップ等の担当範囲を先に合意してください。
自社で担えない保守を委託する場合は、制作会社の保守支援の比較で受付時間・復旧範囲・管理権限を確認します。
見直しや乗り換えは、契約とデータを先に確認する
保守先を変えるときは、先に解約するのではなく、ドメイン、サーバー、CMS、メール、フォーム、バックアップ、解析の名義と管理者を確認します。月額契約にホスティングが含まれている場合は、解約で公開環境も止まる可能性があります。引き継ぎ先と移行日を決めてから手続きを進めましょう。
現契約では、解約予告の期限、最低契約期間、移行作業費、データの受け取り方法、素材や拡張機能の利用権を確認します。パスワードを共有資料に書くのではなく、安全な引き継ぎ方法を使い、不要になったアクセスの整理は担当者と合意して行います。
維持費を見直す目的は、必要な作業をなくすことではなく、何に支払い、誰が対応するかを明確にすることです。制作や運用に関する窓口はSunday Parkのサービス案内をご覧ください。ホームページの保守・更新の提供可否と具体的な範囲は、現在の環境と必要作業を伝えたうえで個別にご確認ください。
さくらは原則として支払済みの期間まで利用でき、支払済み料金の返金はありません。年一括を途中でやめても、残月分が戻る計算にはしないでください。外部保守契約の最低期間とサーバー契約の満了日は別々に記録します。さくら:解約条件
契約見直しと同時にサイトの作り直しを検討するなら、ホームページリニューアルの進め方で全面改修と部分改善を分けて判断します。
参考情報・出典
- さくら:スタンダード12か月一括・毎月払い・初期費、標準機能/確認:2026-10-04
- さくら:.com料金新規と更新の税込価格/確認:2026-10-04
- さくら:2026年.com料金改定公式価格画像を目視:新3,437円と適用日/確認:2026-10-04
- さくら:解約支払済み料金不返金・一括期間/確認:2026-10-04
- オルタ:WordPress保守税込月額・初期・最低期間・作業量・復元上限/確認:2026-10-04
- ジーニアスウェブ:WordPress保守月額相当11,000円税込、年払い・最低1年、対象外/確認:2026-10-04
- WordPress:Updating WordPressWordPressの更新と更新前のバックアップに関する公式案内/確認:2026-10-04
- WordPress:Hardening WordPress継続的な更新・アクセス管理などのセキュリティ対策の考え方/確認:2026-10-04
- WordPress:Backupsファイルとデータベースのバックアップ、復元を見据えた管理/確認:2026-10-04
- Sunday Park:サービス相談先の公式サービス案内/確認:2026-10-04