AD OPERATIONS
広告運用広告運用代行の費用と見積もり|媒体費・運用費・制作費を分けて比較する
株式会社Sunday Park / 実務ガイド
広告運用代行の公開料金には、出稿費の20%・初期5万円の例や、20%でも月額最低10万円の例があります。媒体費30万円なら運用費は6万円と10万円に分かれ、同じ「20%」でも支払額は同じになりません。公式の料金・税・契約条件を比べ、少額予算から初月・継続月・6か月の総費用まで計算します。掲載例は市場平均や全社の価格帯ではありません。


CONTENTS / この記事で分かること
記事の全体像を図で確認する
実際の料金は、料率・最低額・支援範囲をセットで比べる
以下は各社が自社サービスについて公開している条件です。会社によって異なる料金の基準をそろえるため、対象は検索広告の運用です。税別表記をそろえました。「非公開・別確認」は0円ではありません。最終見積もりや契約に同じ条件が適用されることを確認してください。
公式公開料金の比較(2026年10月4日確認・順位なし)
AdMarket:Google検索広告
- 媒体費と運用費
- 媒体費10万円〜/月。運用費は出稿費の20%(税別)
- 初期・最低期間
- 初期5万円(税別)。料金表は最低契約期間なし
- 含む作業/別確認
- 配信設定・CV計測・月次レポートと改善説明。LP・制作の範囲と費用、アカウントの帰属は別確認
プラスワン:リスティング広告
- 媒体費と運用費
- 媒体の最低出稿額なし。運用費20%、最低10万円/月(税別)
- 初期・最低期間
- 初期0円。最初3か月、以後1か月自動更新
- 含む作業/別確認
- 初期構築・広告文・タグ設定・週1〜2回の報告、月1回打合せ。自社アカウント可。LP実装・制作費は別確認
グラタス:リスティング広告
- 媒体費と運用費
- 媒体費3,000円〜/月。運用費20%、最低2万円/媒体・案件(税別)
- 初期・最低期間
- 初期5万円(税別)。最初3か月、以後1か月自動更新
- 含む作業/別確認
- 月1回設定変更(20ワード/2広告)、PDF報告。媒体費3か月前入金。解析はオプション、素材・権利・アカウント帰属は別確認
AdMarketの初期費について:本記事の試算では検索の料金表5万円(税別)を採用しています。同じ公式ページのFAQには4万円(税別)の記載もあるため、適用額は見積もりで確認してください。
たとえばグラタスの最低2万円は会社全体の一律額ではなく、媒体・案件ごとです。Googleと別媒体を分けて頼む際は単純に一社分の最低額だけで計算できません。プラスワンは初期構築費0円が明記されていますが、LP制作まで無料という意味ではありません。
Sunday Parkの料金条件・週5本制作・契約期間
料金条件:運用手数料20%、媒体費100万円以下の場合は固定20万円。料率と固定額の適用関係、税区分、制作範囲は見積もり時にご確認ください。
Sunday Parkの広告運用は、運用手数料20%、媒体費100万円以下の場合は固定20万円です。最低契約期間はなく、週5本のクリエイティブ制作を無料で含みます。具体的な適用条件と見積もり総額は、ご相談時に確認してください。
媒体費100万円以下
運用手数料20万円/月
料率と固定額の適用関係、税区分、追加費用は個別のお見積もりで確認します。
運用手数料
20%
媒体費100万円以下の場合は固定20万円。具体的な適用条件はご相談ください。
クリエイティブ制作
週5本を無料で制作
週ごとの制作本数を約束する条件です。別会社の制作体制を一律に決めつけず、各社の本数・制作内容と比較してください。
契約期間
最低契約期間なし
停止・解約の連絡期限、進行中制作物と媒体費の精算などは、開始前に契約書で確認します。
2026年10月4日の事業者提示条件です。税込・税抜の区分は未指定です。無料制作の形式・尺・撮影有無・本数の数え方・対象媒体/アカウント単位、追加制作・特殊撮影・外部権利の条件は見積もりで確認してください。週5本を一律に月20本へ置き換えず、含まれる制作を別費目で二重計上しないようにします。
WORK & INSIGHT
運用料に含まれる仕事を、制作物で確かめる。
下の事例では広告運用に加え、記事LP・モデル撮影・動画制作を担当しています。料金を比べる際は、どの制作工程を契約に含めるかを確認してください。掲載案件の費用や、この制作量を保証するプランの表示ではありません。
株式会社ユーグレナ様
CONC リンクルインジェクション
広告運用と、記事LP・モデル撮影・動画制作を支援。制作物をまとめて確認できる支援事例です。
- 担当範囲
- 広告運用・記事LP制作・広告動画用のモデル撮影・動画クリエイティブ制作

株式会社MEJ様
C COFFEE EQUOL & ISOFLAVONES
「エクオールラテ」という訴求コンセプトを設計。広告運用、記事LP、撮影、動画制作まで支援しました。
- 担当範囲
- 訴求コンセプト設計・広告運用・記事LP制作・広告動画用のモデル撮影・動画クリエイティブ制作

- 広告運用・記事LP・撮影・動画制作の担当範囲を分ける。
- 配信後の課題を、原稿・素材・編集のどこへ戻すかを決める。
- 成果数値を比較する際は、期間・費用・計測条件を別途確認する。
掲載している商品説明・価格・キャンペーンは制作時点の内容です。掲載制作物だけから、配信成果や個別案件の費用を判断することはできません。
必要予算は「広告費+運用費+制作・基盤費」で考える
最初に、広告を表示するために媒体へ支払うお金と、支援会社の仕事への対価を分けます。前者は媒体費、後者は運用管理費や制作費です。「月額予算100万円」と伝える際も、媒体への支払いだけで100万円なのか、すべて含めて100万円なのかで配信できる金額が変わります。
| 費目 | 主な内容 | 比較のときの注意 |
|---|---|---|
| 媒体費 | 広告プラットフォームへの支払い | 通貨・税・予算の上限を揃える |
| 運用管理費 | 設定、入稿、調整、分析、報告 | 対象媒体と含まれる作業を確認 |
| 制作費 | コピー、画像、動画、記事LP、LP | 新規企画と展開・修正を分ける |
| 初期・基盤費 | アカウント設計、計測設定、データ整備 | 一度だけか、月次も発生するか |
| 社内工数 | 承認、素材準備、開発、営業データ整理 | 外注しても残る仕事を見積もる |
Google広告では、Googleのサードパーティポリシーが広告費と第三者の管理費用について透明性を求めています。自社の見積比較でも、媒体費に手数料が混ざっていないかを確認することが出発点になります。請求書で項目が分かれていても、総予算の説明が一致するかまで確認します。
料率・固定・成果報酬は、請求の動きが異なる
料率方式は、定めた基準額に割合を掛けて運用費を計算します。基準が媒体費なのか、手数料を含む総額なのか、税を含むのかを確認してください。最低料金がある場合は、単純な掛け算より高い請求額になります。媒体費を減らす月や、配信を一時停止する月の扱いも重要です。
固定方式は月額が読みやすい一方、対象の広告アカウント数、媒体数、制作本数、定例会議などに上限があることがあります。追加案件や繁忙期の作業まで同じ料金でできるとは限りません。段階制なら、どの条件で上の料金帯に移るかを先に書面で確認します。
成果報酬方式は、何を成果と認めるかが費用の中心です。問い合わせ完了、営業が有効と認めた相談、注文、入金では金額の意味が違います。重複、キャンセル、不正注文、既存顧客、計測の重複をどう扱うか、成果確定日と再集計の方法まで揃えます。固定費と成果報酬が併用される場合もあるので、名称だけで判断しないようにしましょう。
いずれの方式も、安さや成果を保証する仕組みではありません。成果報酬なら広告主のリスクがなくなるとも限らず、制作費や媒体費、最低支払いが別に残る場合があります。総額がどの条件で増減するかを理解して選びます。
月10万・30万・100万円の媒体費で、まず運用部分を計算する
以下は公開料率・最低額を同じ媒体費・1媒体・6か月に当てた計算値です。単位は円を万円で表示、すべて税別。広告費は使い切る仮定です。制作・解析オプション・移管などの未確定費はまだ含まないため、この表だけを最終総額としないでください。
| 媒体費/月 | 候補 | 運用費/月 | 初月 | 継続月 | 6か月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10万円 | AdMarket | 2万円 | 17万円 | 12万円 | 77万円 |
| 10万円 | プラスワン | 10万円 | 20万円 | 20万円 | 120万円 |
| 10万円 | グラタス | 2万円 | 17万円 | 12万円 | 77万円 |
| 30万円 | AdMarket | 6万円 | 41万円 | 36万円 | 221万円 |
| 30万円 | プラスワン | 10万円 | 40万円 | 40万円 | 240万円 |
| 30万円 | グラタス | 6万円 | 41万円 | 36万円 | 221万円 |
| 100万円 | AdMarket | 20万円 | 125万円 | 120万円 | 725万円 |
| 100万円 | プラスワン | 20万円 | 120万円 | 120万円 | 720万円 |
| 100万円 | グラタス | 20万円 | 125万円 | 120万円 | 725万円 |
少額の月10万円では最低運用費が効き、初月は17万円・20万円・17万円。月100万円では3社とも運用費20万円となり、初期費や提供範囲が差になります。安い料率だけでなく、必要な作業を満たすかを先に判断します。
制作・計測・社内時間を足し、発注条件まで決める
媒体費30万円/月のケースへ、仮の共通予算として制作5万円/月、計測の追加実装2万円/初回を加えます。これらは各社の公開単価ではなく、同じ外部制作会社を利用するという計算条件です。運用契約に含まれる作業と重なる場合は二重計上を除きます。
| 費目 | AdMarket | プラスワン | グラタス |
|---|---|---|---|
| 媒体費6か月 | 180万円 | 180万円 | 180万円 |
| 運用費6か月 | 36万円 | 60万円 | 36万円 |
| 初期費 | 5万円 | 0円 | 5万円 |
| 共通仮予算:制作+実装 | 32万円 | 32万円 | 32万円 |
| 外部支出6か月合計 | 253万円 | 272万円 | 253万円 |
| 仮に全外部支出へ10%課税した税込試算 | 278.3万円 | 299.2万円 | 278.3万円 |
AdMarketのこの条件での初月は48万円、継続月は41万円(ともに税別)。さらに社内確認を4時間/月×仮の時間単価4,000円と置くと、6か月の社内負担は9.6万円で、外部支出との管理会計上の合計は262.6万円です。社内人件費へ消費税を機械的に上乗せしません。税率と媒体請求の扱いは実際の請求書で確認してください。
この依頼条件での絞り込み:月次の改善説明を重視し、公開運用料金の低いAdMarketを最初の見積もり先にします。プラスワンは自社アカウント運用と報告・会議の条件を明示しているため、権限維持を必須にする場合の比較先です。グラタスは同額試算でも設定変更枠と解析オプションを確認する必要があります。3社が同じ仕事を同額で受けると決まったわけではありません。
AdMarketが自社管理権限や必要な商談照合に対応しない、または追加費で予算を超えるなら、その条件を満たす別候補へ切り替えます。料金表だけで発注を確定しないための判断条件です。
制作費は本数だけでなく、検証できる仮説の数で見る
動画十本という見積もりでも、同じ内容のサイズ違い十本と、異なる訴求を検証する十本では必要な仕事が違います。企画、台本、出演者、撮影、編集、字幕、音源、媒体ごとの展開を分けて確認してください。「修正込み」は修正回数と範囲、承認後の撮り直しが含まれるかまで定義します。
静止画があるから動画制作費は不要、という判断にも注意が必要です。手持ち素材で伝えられることと、使用場面を新たに撮影しなければ説明できないことがあります。素材の不足を無視して本数だけ増やしても、似た広告を増やすだけになりかねません。必要な仮説から逆算して、撮影と編集の費用を分けましょう。
LPの改修も運用費へ自動的に含まれるとは限りません。広告の反応が良くてもフォームで詰まっているなら、ページの修正が必要です。分析、原稿、デザイン、実装、動作確認のどこまでを委託するかを決め、追加時の単価や見積もり方法を確認します。制作物の利用可能な媒体や期間も、将来の再制作費に影響します。
動画を継続的に差し替える見積もりでは、動画広告制作の依頼範囲を確認し、新規企画と編集違いを別の単位で比べます。
最低料金と初期費用は、作業内容とセットで確かめる
最低料金がある理由は、広告費が少なくても設定や報告など一定の仕事が必要になるため、と説明されることがあります。ただし、その額が自社に合うかは別の問題です。媒体費に対する比率だけで割高と判断せず、必要な仕事を自社で担えるか、対象媒体を絞れるかまで検討します。
初期費用では、新規アカウント作成、現状診断、計測の整備、構造の再設計など、納品されるものを確認します。「立ち上げ一式」だけでは、既存環境を引き継ぐ場合に不要な作業があるか分かりません。現状の管理権限やデータが整理されていると省ける工程、逆に修復が必要な工程を分けてもらいましょう。
配信を停止した月に運用費が発生するかも確認します。広告を止めていても分析や制作が進む契約なら支払いが続く場合があります。社内の在庫切れや季節要因を先に伝え、稼働停止時の扱いを理解しておくと、契約後の想定外を減らせます。
CPAには、どの費用を含めたかを添える
広告の管理画面にあるCPAは、一般に媒体費と媒体が計上した成果から算出されます。事業側で委託費の妥当性を判断するには、管理費や制作費を含む費用も見たい場面があります。どちらか一つを正しい数字と決めるより、用途ごとに名称を分けましょう。
仮に媒体費100万円、運用・制作費40万円、同じ定義の成果100件なら、媒体費だけのCPAは一万円、運用・制作費を含む一件当たり費用は一万四千円です。初期費用や社内人件費を入れるか、どの期間へ配分するかによってさらに変わります。媒体の成果と自社の受注を混ぜて一つの計算にしないことも重要です。
問い合わせ型の事業では、安い問い合わせが多くても商談につながらなければ評価は変わります。広告費、問い合わせ、商談、成約を同じ対象期間と判定条件で追い、成約までの遅れも考慮します。委託費だけを削減しても、社内の営業対応や制作待ちが増えれば、事業全体の効率が下がる可能性があります。
見積もり依頼に入れる情報と、聞き返す項目
- 媒体別の予算範囲と、総予算に含めたい費目
- 商材・対象顧客・最終成果と、現在把握できる数字
- 毎月必要な制作の種類と、自社で提供できる素材
- 計測やLPを変更できる担当者・承認の流れ
- 想定契約期間・開始希望・繁忙期や停止予定
提示された金額には、含む作業、除外する作業、追加になる条件を書き添えてもらいます。とくに撮影の交通費、出演料、スタジオ、音源、計測ツール、データ移行、解約時の書き出しは見落としやすい項目です。税抜・税込、通貨、請求月、支払期日も揃えます。
複数社へ依頼するなら同じ依頼書を使い、追加で伝えた条件も全社へ反映します。一社だけLP改修を含み、別の会社は運用だけという状態では、合計額を比較しても意味がありません。値引き交渉より先に、仕事の範囲と前提の違いを解消してください。
値段を下げたい場合は「一律で安くしてほしい」だけでなく、対象媒体を減らす、報告形式を簡素にする、社内で用意する素材を増やすなど、減らせる仕事を相談します。ただし計測確認や品質チェックまで削ると、誤判断や修正の費用が増えるおそれがあります。残すべき工程と変更できる工程を区別しましょう。
依頼文の記入例:「Google検索1アカウント、媒体費30万円/月、6か月、既存LPを利用。広告文・除外・月次改善説明を依頼。画像制作は社内、動画制作は対象外。フォームCVと営業判定を照合。広告主が管理者権限を保持。初期・毎月・終了時の費用と税を分けて回答してください」
増額・減額・終了の三つのケースも試算する
通常月の見積もりが揃ったら、媒体費を増やす月、減らす月、契約を終える月を仮に置いて計算します。広告費が増えたときに料率は同じか、固定費の区分が変わるか、制作の追加が必要かを確認します。予算が減る場合も、最低料金が適用されるかで実際の負担は変わります。
終了時は、残額の精算、データの書き出し、制作物の引き継ぎ、素材の利用継続、アカウント権限の整理を確認します。開始時に無料だった設定でも、別の会社への移行に作業費が生じる可能性があります。契約期間内の解約や自動更新の通知期限を見落とすと、使わない期間の費用が残ることもあります。
費用の見直しは、契約時だけの作業ではありません。新しい媒体の追加、サイトの変更、対象商材の増加など、仕事量が変わる節目に行います。変更前の条件と変更後の条件を別紙にして合意し、担当者間のチャットだけで追加発注が積み上がらないようにしましょう。
予算が限られるときは、範囲を絞って始める
総予算が足りないとき、媒体費だけを極端に減らして多くのサービスを契約すると、検証する配信量が不足する場合があります。主要な媒体や商材、最初に試す仮説を絞り、制作と配信の両方に必要な資源を残します。いくらなら必ず成果が出るという一律の金額はありません。
完全委託と内製の中間として、運用判断は社内、撮影と動画制作は外部、といった分担も選べます。ただし窓口を増やすと調整工数が増えるため、誰が全体の優先順位を決めるかを置いてください。安い部品を集めるだけで一連の運用が回るとは限りません。
契約する前に、最初の検証範囲、成果の確認方法、予算の上限、追加費用が発生する場合の承認者を合意します。比較先の選び方は広告運用代理店のチェックリストへ。Sunday Parkの広告運用支援では対応領域を確認できます。自社の課題と素材の状況を整理したうえで、必要な範囲の見積もりを相談してください。
記入用ファイル
下記は説明用の記入例・練習用素材です。料金や成果の保証ではありません。
参考情報・出典
- Google サードパーティポリシー媒体費・管理費の開示/確認:2026-10-04
- Sunday Park 広告運用支援対応業務の確認先/確認:2026-10-04
- AdMarket:Google広告の料金税別の媒体・運用・初期費、最低期間、作業範囲/確認:2026-10-04
- プラスワン:運用代行サービス初期0円、20%・最低10万円税別、3か月、自社アカウント、報告/確認:2026-10-04
- グラタス:運用代行料金税別初期5万円・媒体案件別最低2万円、3か月、変更範囲、前払い/確認:2026-10-04