AD OPERATIONS
広告運用YouTube広告の費用|配信形式・動画制作・運用費から予算を組む
株式会社Sunday Park / 実務ガイド
YouTube広告は、配信費・動画制作費・運用計測費を合わせて予算を決めます。制作の公開価格には、素材を使う短尺動画5万円〜、撮影を含む基本工程10.5万円〜などの例があります。配信の視聴単価は固定料金ではないため、自社条件の予測と課金方式を確かめて総額を組みます。


CONTENTS / この記事で分かること
記事の全体像を図で確認する
YouTube広告に必要な費用は3つに分ける
料金条件:運用手数料20%、媒体費100万円以下の場合は固定20万円。料率と固定額の適用関係、税区分、制作範囲は見積もり時にご確認ください。
YouTubeに動画広告を出すときは、Google広告の配信費、動画の制作費、運用・計測の費用を分けます。既存の会社紹介動画を使える場合もありますが、広告の目的や表示場所に合わなければ、冒頭、尺、字幕、CTAなどの調整が必要です。
| 費用 | 含まれる作業の例 | 確認点 |
|---|---|---|
| 配信費 | Google広告からの広告配信 | 入札方式、予算、期間、掲載先 |
| 動画制作費 | 企画、台本、撮影、出演、編集、サイズ展開 | 修正回数、使用期間、権利、追加素材 |
| 運用・計測費 | 設定、タグ確認、入稿、改善、レポート | 月額か初期費用か、LP改善や開発の範囲 |
同じ総額でも、完成動画を1本つくる計画と、複数の訴求を配信して改善する計画では、得られる情報が違います。見積もりは金額の比較だけで終わらせず、「この費用で何を確かめ、次に何を直せるか」まで確認しましょう。
制作・運用:他社公開料金と当社提示条件を確認する
2026年10月4日確認。他社の公式公開料金とSunday Parkの提示条件(作業範囲は各社で異なる)
Sunday Park/縦型ショート
- 提示額・条件
- 事業者提示額5万円。税込・税抜は未指定
- 含まれるもの/追加条件
- 尺・本数・撮影・編集・修正範囲、キャスティング・スタジオ等の追加条件は見積もりで確認
アスカ/撮影を含む制作
- 公開額・単位
- 進行2.5万円〜+撮影2万円〜+編集6万円〜・すべて税別
- 含まれるもの/追加条件
- 基本3項目で10.5万円〜。交通費別。モデル2.5万円〜、ナレーション3万円〜等は別。尺・修正回数は要確認
JPC/広告用ショート
- 公開額・単位
- 35万円(税別)/30秒前後1本
- 含まれるもの/追加条件
- 企画、半日4時間撮影、編集、宅録ナレーション。交通費別。モデル・権利・修正条件は確認
ユニアド/YouTube広告運用
- 公開額・単位
- 請求金額の20%、請求合計50万円以下は一律10万円。税区分は料金欄で未確認。公式FAQでは3か月以内のスポット配信、または請求合計50万円以下の場合に初期費が発生することがあるため、適用額を確認
- 含まれるもの/追加条件
- 報告と月1回会議等。動画は原則支給。制作は別途相談、GA4基盤の改修は範囲確認
5万円と35万円の差は、単なる会社の高低ではなく、撮影・ナレーション・制作規模の差を含みます。縦型ショート、横型の説明動画、既存動画の再編集のどれが必要かを先に決め、初期費・修正・モデルと音源の広告利用条件を同じ見積項目へそろえましょう。
Sunday Parkの運用料金と制作条件
Sunday Parkの広告運用は、運用手数料20%、媒体費100万円以下の場合は固定20万円です。最低契約期間はなく、週5本のクリエイティブ制作を無料で含みます。具体的な適用条件と見積もり総額は、ご相談時に確認してください。
媒体費100万円以下
運用手数料20万円/月
料率と固定額の適用関係、税区分、追加費用は個別のお見積もりで確認します。
運用手数料
20%
媒体費100万円以下の場合は固定20万円。具体的な適用条件はご相談ください。
クリエイティブ制作
週5本を無料で制作
週ごとの制作本数を約束する条件です。別会社の制作体制を一律に決めつけず、各社の本数・制作内容と比較してください。
契約期間
最低契約期間なし
停止・解約の連絡期限、進行中制作物と媒体費の精算などは、開始前に契約書で確認します。
2026年10月4日の事業者提示条件です。税込・税抜の区分は未指定です。無料制作の形式・尺・撮影有無・本数の数え方・対象媒体/アカウント単位、追加制作・特殊撮影・外部権利の条件は見積もりで確認してください。週5本を一律に月20本へ置き換えず、含まれる制作を別費目で二重計上しないようにします。
上記のSunday Park単体制作額は2026年10月4日の事業者提示条件、他社の料金は公式公開情報です。運用契約の週5本無料制作と単体制作は区分し、二重計上しないよう確認します。
広告に使う映像の制作から必要な場合は、WebCMの制作費を別に見積もり、媒体の配信費と合算して予算を確保します。
主な広告の種類と、使いどころ
YouTube広告には、動画の前後などに表示するインストリーム、一覧から視聴を促すインフィード、Shortsの視聴体験に入る広告などがあります。形式によって対応キャンペーンや入札が異なります。以下は選ぶための整理で、すべての組み合わせが利用できるという意味ではありません。Google公式:動画広告フォーマットの概要
| 形式 | 特徴 | 制作で考えること |
|---|---|---|
| スキップ可能なインストリーム | 再生開始から5秒でスキップ可能 | 冒頭で対象者と内容を伝え、続きを見る理由をつくる |
| スキップ不可のインストリーム | スキップできない形式。利用できる尺は条件による | 伝える要点を絞り、最後まで理解できる構成にする |
| バンパー | 短いスキップ不可の形式 | 一つの印象やメッセージに集中する |
| インフィード動画 | 検索結果やフィードなどで視聴を促す | サムネイル・見出しと動画の内容を一致させる |
| YouTube Shorts | Shortsの間に表示される | 縦型画面で、UIに隠れない文字や商品配置にする |
| マストヘッド | YouTubeの目立つ掲載面を利用する予約型の商品 | 個別の条件、期間、枠を確認する |
横型の長い動画を短く切るだけでは、Shortsで商品や価値が伝わらないことがあります。同じ素材を使う場合も、冒頭、文字の大きさ、縦型で残る画角、最後の案内をつくり直すか検討します。サイズ展開の費用を初めから制作計画に入れておくと、配信段階での不足を防げます。
01 / VIEWING EXPERIENCE図で整理
見る場面が変わると、必要なつくり方も変わる
インストリーム
動画の前後などで視聴される場面を考える
- 制作で確認すること
- 冒頭で対象者と内容を伝え、要点を絞る
インフィード
一覧で「見るか」を選ぶ場面を考える
- 制作で確認すること
- サムネイル・見出しと動画の内容をそろえる
YouTube Shorts
縦型動画の視聴体験の中で伝える
- 制作で確認すること
- 残る画角と、UIに隠れない文字・商品配置を確認
WORK & INSIGHT
配信を支える、実際の制作物。
Sunday Parkが広告運用、記事LP、広告動画用のモデル撮影、動画制作を支援した2案件です。運用会社を比較するときは、配信設定の担当だけでなく、次に必要な素材を誰が用意するかまで確認できます。
株式会社ユーグレナ様
CONC リンクルインジェクション
広告運用と、記事LP・モデル撮影・動画制作を支援。制作物をまとめて確認できる支援事例です。
- 担当範囲
- 広告運用・記事LP制作・広告動画用のモデル撮影・動画クリエイティブ制作

株式会社MEJ様
C COFFEE EQUOL & ISOFLAVONES
「エクオールラテ」という訴求コンセプトを設計。広告運用、記事LP、撮影、動画制作まで支援しました。
- 担当範囲
- 訴求コンセプト設計・広告運用・記事LP制作・広告動画用のモデル撮影・動画クリエイティブ制作

- 広告運用・記事LP・撮影・動画制作の担当範囲を分ける。
- 配信後の課題を、原稿・素材・編集のどこへ戻すかを決める。
- 成果数値を比較する際は、期間・費用・計測条件を別途確認する。
掲載している商品説明・価格・キャンペーンは制作時点の内容です。掲載制作物だけから、配信成果や個別案件の費用を判断することはできません。
課金は「すべて1再生ごと」ではない
同じ動画形式でも、入札方法により費用が発生する条件が変わります。たとえばスキップ可能なインストリームを広告視聴単価制で配信すると、30秒の視聴、30秒未満の動画の完了、または広告への操作が課金対象になります。一方、目標CPMやコンバージョンを重視する一部の入札では、表示に基づいて料金が発生します。
広告視聴単価制でのインフィードは、サムネイルをクリックして視聴するか、自動再生を10秒以上見るなどの条件です。Shortsは10秒の視聴、短い広告の完了、またはCTAのクリックなどが条件になります。現行のフォーマット解説では高評価・コメント・共有の操作も示されています。条件は形式ごとに確認してください。Google公式:YouTubeの広告視聴単価制
目標CPAを指定しても、成果が出たときだけ支払う契約になるわけではありません。また、YouTubeに表示される公開視聴回数と、広告管理画面のTrueView視聴回数は定義が異なります。公開された再生数をそのまま使って広告費を割らず、レポート上の対象指標と費用をそろえます。
広告費の相場を調べるときも、視聴単価、1,000回表示あたりの単価、獲得単価を混ぜないようにします。異なる指標や配信目的の数字を並べても、自社の予算判断には使いにくいためです。
視聴単価の「相場」の代わりに、自社条件の推計を残す
Google公式は、動画視聴キャンペーンの作成画面で、設定した条件と広告視聴単価に基づく推定TrueView視聴回数を確認する方法を案内しています。地域・期間・対象・フォーマット・予算を入れ、画面右側の推計を保存します。低い入札だけを採用すると配信が足りなくなる可能性があるため、単価と量を一緒に比べます。
記録は「取得日/地域/期間/目的/フォーマット/予算/目標CPV/推定視聴回数」とします。この記事の5円という数値はこの画面から取得した値ではなく、次の計算例だけの仮定です。別の記事の1再生単価を、表示課金のリーチ施策や問い合わせ単価へ流用しません。
目的に合わせた予算の計算例
仮の例1:視聴を増やす施策
説明用に、配信費を10万円、実際のTrueView視聴単価を5円と仮定すれば、計算上の視聴回数は2万回です。5円は媒体の料金表や市場相場ではありません。実際には配信対象や競合、広告の内容などで変わり、同額で同じ回数が得られるとは限りません。
仮の例2:問い合わせを増やす施策
配信費15万円、計測された問い合わせが30件なら、媒体CPAは5,000円です。そのうち商談対象になる問い合わせが10件なら、有効問い合わせ1件あたりの配信費は15,000円です。制作・運用費も含めた採算は、さらに別に計算します。
認知目的なら、到達した人数、接触回数、視聴などを見ます。購入や問い合わせが目的なら、その先の売上や商談化まで見ます。目的を変えずに、再生数だけで獲得施策の成功を判定することは避けましょう。
配信前には、総予算、制作物、期間、成果の定義、停止・修正条件をそろえます。動画の検証案を増やすほど必要な配信機会も増えるため、予算が小さい場合は商品や訴求を絞ります。採算の考え方は許容CPAの決め方で解説しています。
02 / COST PER RESULT図で整理
仮の例:問い合わせ30件のうち、有効な10件を見る
Google広告で、目的に合うキャンペーンを選ぶ
YouTubeは配信先であり、キャンペーンの種類そのものとは限りません。動画のリーチや視聴を重視するキャンペーン、購入・問い合わせを目指すデマンドジェネレーション、複数チャネルを横断するP-MAXなどでは、設計と評価が異なります。
デマンドジェネレーションは、YouTubeを含む視覚的な配信面で需要や行動を生むための選択肢です。P-MAXは、Googleの複数チャネルを横断してコンバージョン目標に向けた配信を行います。YouTubeだけの結果を見たいのか、チャネル全体の成果を伸ばしたいのかを先に整理します。
また、設定によってはGoogle動画パートナー上のサイトやアプリにも配信されます。「YouTube広告を出したので全額がYouTubeに使われている」と思い込まず、掲載先の設定とレポートを確認してください。
今回の予算で、どの成果を買う設計にするか
| やりたいこと | 先に選ぶ設計 | 費用評価と素材 |
|---|---|---|
| 動画を見てもらう | 動画視聴キャンペーンなどの視聴重視設計 | 対象となるTrueView視聴とCPV。形式に合う冒頭・サムネイル |
| 広く認知させる | 動画リーチなどの到達重視設計 | CPM、ユニークリーチ、頻度。伝える要点を短く限定 |
| 購入・問い合わせを増やす | Demand Gen等の獲得設計を検討 | 有効成果と総獲得費。LP・CTA・計測が開始条件 |
| チャネル全体の獲得を伸ばす | P-MAXを別途検討 | 全体成果を評価。YouTubeだけの媒体費・成果と同一視しない |
予算が小さいときに認知・視聴・購入をすべて同時に検証すると、何のために費用を使ったかが曖昧になります。最初の一目的に対して、続ける・止める・素材を直す判断ができる計画を作ります。
YouTube広告の出し方:配信前の6ステップ
- 目標を決める。認知、視聴、購入、問い合わせなどの最終目標と評価指標を決めます。
- 動画と権利を用意する。広告用の動画をYouTubeでホストし、出演・音楽・素材の広告利用条件を確認します。
- アカウントと計測を整える。Google広告の管理・請求体制、必要な連携、コンバージョンの動作を確認します。
- キャンペーンを作る。目的、予算、期間、地域、言語、入札、配信先や除外条件を設定します。
- 広告を入稿する。動画、見出し、CTA、遷移先を設定し、形式ごとの表示を確認します。
- 審査と配信状態を確認する。不承認や設定漏れを修正し、開始後の消化・リンク・計測を確認します。
具体的な選択肢はキャンペーンによって違います。操作はGoogle公式のキャンペーン作成手順と実際の管理画面を照らし合わせて進めましょう。
最終確認では、商品名や条件を誤認させる表現がないか、動画の案内先とLPが一致するか、スマートフォンで申し込みが完了するかを確かめます。広告の審査に通ることと、法令や契約条件を満たすことは同じではないため、必要な表現確認も行います。
入稿前の承認メモの完成例
架空の備品サービスなら「目的=有効問い合わせ/媒体枠15万円/期間30日/動画=既存30秒1本を説明目的に再編集/LP=法人向け相談フォーム/予算追加は責任者承認/購入不能・誤表記・計測不具合は即時確認」と一枚にまとめます。作成画面では、このメモと地域・言語・掲載先・成果イベント・予算方式を照合してから審査へ進めます。これは設定済み画面ではなく、承認メモの記入例です。
03 / LAUNCH WORKFLOW図で整理
配信前の6ステップを、5つの確認工程にまとめる
- 01
目標を決める
認知・視聴・購入など、最終成果と指標をそろえる
- 02
動画と権利
広告動画を用意し、出演・音楽・素材の条件を確認
- 03
管理と計測
Google広告の請求・管理体制と計測動作を確認
- 04
設定と入稿
目的・予算・配信先を設定し、素材とLPを照合する
- 05
審査と初動
審査を確認し、配信後の消化・リンク・計測を見る
Shortsでの配信を検討する場合は、YouTubeショート広告の出し方でキャンペーンと配信面の設定を具体的に確認します。
運用では、動画と購入までの流れを一緒に見る
冒頭で離脱するなら、対象者や価値が伝わっているかを見直します。視聴はされるのにクリックされないなら、行動する理由とCTAを確認します。LPへ来ても成果がないなら、価格、条件、説明、入力のしやすさ、計測を確認します。
動画の視聴後、時間がたって購入されることもあります。クリック経由・視聴経由の成果や集計期間を区別し、Google広告とアクセス解析、受注データの差を確認します。同じ購入を複数媒体の成果として足し合わせないことも大切です。
素材を変えるときは、冒頭、訴求、実演、CTAのうち何を検証するかを残します。「動画を新しくした」だけでは次の制作へ知見がつながりません。Sunday Parkでは、YouTubeを含む広告運用とショート動画・記事LPの制作をつなげて支援しています。広告運用支援の内容を見る
担当者の運用経験も、今回の担当範囲と照合する
Sunday Parkでは、YouTubeで年間2億円の広告運用経験を持つマーケターが担当します。これは当社が提示する担当者の経験で、第三者による独立検証はしていません。法人の売上・現在の取扱高や、今回の広告成果の保証ではありません。担当する業務と経験の対象期間・役割は、相談時に確認できます。
配信後に予算を見直すには、YouTube広告の効果測定で視聴・クリック・有効成果を区別して評価します。
記入用ファイル
下記は説明用の記入例・練習用素材です。料金や成果の保証ではありません。
参考情報・出典
- Google:動画広告フォーマットの概要形式、スキップ、対応する配信先と入札、動画のホスト要件/確認:2026-10-04
- Google:YouTubeの広告視聴単価制TrueView視聴条件と公開視聴回数との差/確認:2026-10-04
- Google:デマンドジェネレーションについてDemand Genの役割/確認:2026-10-04
- Google:P-MAXについて複数チャネル横断のコンバージョン目標/確認:2026-10-04
- Google:キャンペーンを作成するGoogle広告のキャンペーン作成の流れ/確認:2026-10-04
- Sunday Park:縦型ショート動画料金公開ページの従前料金の確認先。本文の自社新料金5万円・税区分未指定は2026年10月4日の事業者提示条件を優先/確認:2026-10-04
- アスカ:動画制作料金進行・撮影・編集の税別最低額と別料金/確認:2026-10-04
- JPC:広告用ショート料金30秒前後35万円(税別)の内訳と交通費等の別条件。料金ブロック末尾の税別表記を確認/確認:2026-10-04
- ユニアド:YouTube広告運用料金公開手数料、動画原則支給、計測基盤改修の対応範囲/確認:2026-10-04