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Google広告

P-MAXとは?仕組み・設定手順と1商品のアセット作成例

株式会社Sunday Park / 実務ガイド

P-MAXは、Googleの複数の広告枠で成果を追う自動化キャンペーンです。導入判断から設定、素材制作、評価までを、架空の1商品を使って具体化します。計測とアセットをそろえ、何を確認してから公開するかを一つずつ整理しましょう。

CONC リンクルインジェクションの商品画像
株式会社ユーグレナ様CONC リンクルインジェクション
C COFFEE EQUOL & ISOFLAVONESの商品画像
株式会社MEJ様C COFFEE
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CONTENTS / この記事で分かること

P-MAXとは、複数のGoogle広告枠で成果を追うキャンペーン

P-MAX(Performance Max)は、設定したコンバージョン数やコンバージョン値を伸ばすために、Googleの複数チャネルを横断して入札・配信先・素材の組み合わせを最適化するキャンペーンです。検索、YouTube、ディスプレイ、Discover、Gmail、マップなどへの配信機会を一つのキャンペーンで扱います。小売ではMerchant Centerの商品情報を連携し、ショッピング広告にも利用できます。すべての面への掲載や、設定した成果の達成を保証する機能ではありません。

広告主が決めるのは、増やしたい成果、その価値、使える予算、商品と素材、送客先です。Googleの自動化は、その入力をもとに配信を調整します。購入を増やしたいのに商品ページ閲覧を主要成果に混ぜると、事業上の目標と最適化の方向がずれます。素材を入れた後も、計測・在庫・表現・採算の確認は広告主に残ります。

この記事は、初めてP-MAXを検討する広告担当者に向けた導入・設定ガイドです。仕組み、作成画面の順序、必要な素材、1商品の完成文案、公開前チェックと評価例までを扱います。操作名と仕様は2026年10月4日に公式ヘルプを確認しました。実アカウントを操作した記録ではなく、画面名や提供機能はアカウントによって異なる場合があります。

仕組みの一次情報:Google 広告「P-MAXキャンペーンについて」

配信先を整理する図

目標・予算・素材を、複数の接点で使う

購入などの成果目標 + 予算 + 素材・商品情報

P-MAXが入札・配信・組み合わせを調整

  • 検索検索結果の広告
  • YouTube横・縦・正方形の動画等
  • ディスプレイ画像・テキスト等
  • Discover・Gmailフィードやメール内の接点
  • マップ目標・設定に応じた接点
  • ショッピング広告Merchant Centerの商品情報を使用
配信機会の整理図。全部への掲載を保証するものではなく、ショッピング広告は商品情報の連携が前提です。各面への予算配分をこの図のように固定する設定ではありません。

メリットと注意点から、検索・Demand Genとの役割を決める

P-MAXの利点は、複数の配信面ごとに入札を手動調整する負担を減らし、同じ成果目標に向けて獲得機会を探せることです。一方、特定の面だけに予算を固定したい場合や、個々の広告表現を一対一で検証したい場合には、専用のキャンペーンのほうが設計しやすくなります。

表が画面に収まらない場合は、左右にスクロールして確認できます。

目的から考えるキャンペーンの選び方
候補向いている用事導入時に確認すること
検索特定の検索需要に対し、キーワード・広告・LPを対応させるどの検索意図に答えるか。既存の指名・一般語を残す役割
Demand Gen画像・動画を使う接点で需要をつくり、獲得も検証する必要なクリエイティブと配信面の検証計画
P-MAX共通の成果目標で複数チャネルから獲得機会を探す購入・有効リード等の計測、素材、URL、予算と採算
標準ショッピング商品データを中心にショッピング広告を設計するMerchant Centerの商品情報と、商品単位の運用方針

検索で成果が出ているからといって、すべてをP-MAXへ移す必要はありません。追加獲得を狙うのか、商品情報を広い接点で活用するのかを決め、広告全体の費用と有効成果で併用を評価します。視覚的な接点の使い分けは、Demand Genの配信面とクリエイティブの解説も参照してください。

計測が不安定、短期の単発企画しか予定がない、素材の更新担当がいない場合は、先にその不足を直します。Googleは立ち上がりの観測に少なくとも6週間を推奨していますが、6週間で必ず成果が安定する意味でも、その間の不具合や損失を放置する意味でもありません。Googleの作成ガイド

配信を支える、実際の制作物。

Sunday Parkが広告運用、記事LP、広告動画用のモデル撮影、動画制作を支援した2案件です。運用会社を比較するときは、配信設定の担当だけでなく、次に必要な素材を誰が用意するかまで確認できます。 掲載案件での特定媒体・機能の利用や導入成果を示すものではありません。制作物の参考としてご覧ください。

株式会社ユーグレナ様

CONC リンクルインジェクション

広告運用と、記事LP・モデル撮影・動画制作を支援。制作物をまとめて確認できる支援事例です。

担当範囲
広告運用・記事LP制作・広告動画用のモデル撮影・動画クリエイティブ制作
制作物・担当範囲を詳しく見る ↗
CONC リンクルインジェクション 広告動画の静止画
制作した縦型広告動画/3秒・音声なし

株式会社MEJ様

C COFFEE EQUOL & ISOFLAVONES

「エクオールラテ」という訴求コンセプトを設計。広告運用、記事LP、撮影、動画制作まで支援しました。

担当範囲
訴求コンセプト設計・広告運用・記事LP制作・広告動画用のモデル撮影・動画クリエイティブ制作
制作物・担当範囲を詳しく見る ↗
C COFFEE EQUOL & ISOFLAVONES 広告動画の静止画
制作した縦型広告動画/3秒・音声なし
  1. 広告運用・記事LP・撮影・動画制作の担当範囲を分ける。
  2. 配信後の課題を、原稿・素材・編集のどこへ戻すかを決める。
  3. 成果数値を比較する際は、期間・費用・計測条件を別途確認する。

掲載している商品説明・価格・キャンペーンは制作時点の内容です。掲載制作物だけから、配信成果や個別案件の費用を判断することはできません。

作成前にそろえるものと、公開を止める条件

事前確認リスト
準備するもの合格条件不足している場合
Google広告と事業情報対象アカウント、請求設定、広告主情報、権限を確認できる担当者を確定し、必要な確認・設定を完了する
主要コンバージョン購入完了や有効リードなど、増やしたい成果が有効に計測される先にイベントの実装・テストを行う。クリック数で代用しない
値・通貨・重複対策購入ID、金額、JPY等の通貨が注文データと一致する再読み込み・再送・テスト注文・取消の扱いを修正する
LPと商品条件モバイルで表示・購入でき、価格、在庫、送料、返品条件が素材と一致リンク切れ、売切れ、価格差を解消してから公開する
素材と権利見出し、説明、画像、ロゴ、動画を用意し、広告利用権を確認撮影・制作・許諾を依頼する
Merchant Centerを使う場合確認・申請済みのサイト、配送設定、商品データ、Google広告との連携が整う連携先と商品ステータスを確認。商品不承認を解消する
運用担当と予算費用の許容範囲、確認担当、評価日、停止条件が決まる日予算だけ入力して公開しない

購入の重複確認は、注文完了ページを再読み込みし、同じ注文IDが二重計上されない設計かを確認します。注文ごとに異なる金額を送る場合は、固定値に置き換わっていないかも照合します。GA4からのインポートとGoogle広告タグの両方を、同じ購入の主要成果として重ねていないか点検してください。

問い合わせ型では送信件数だけでなく、対象地域・相談内容・営業対象かを定義します。有効商談や成約を広告へ戻す場合は、取得項目、利用目的、同意・通知、権限、更新の遅れまで確認します。ハッシュ化をしても、この確認を省略できるわけではありません。

Merchant Centerを使う作成手順では、接続するアカウントは作成後に変更できず、別アカウントに変えるにはキャンペーンを作り直す案内です。先にIDとサイトの対応を確認します。GoogleのMerchant Center連携手順

Google広告でP-MAXを作成する6つの手順

以下は、既存のGoogle広告アカウントから作成する流れです。例では「売上」を目的にします。リード獲得は「見込み顧客の獲得」を選び、成果を問い合わせ・商談等に置き換えます。店舗目標やホテル向けは別の作成フローです。初回アカウント登録時の案内も異なります。

  1. 作成ボタンから、目標とP-MAXを選ぶ

    Google広告の[作成]→[キャンペーン]を開き、[売上]を選択します。既定のコンバージョン目標を確認し、今回使う購入等の目標に整理してから、キャンペーンタイプ[P-MAX]を選びます。Merchant Centerを使う場合は、接続先と販売国またはフィードラベルを指定。キャンペーン名を入力して[続行]へ進みます。

    例:キャンペーン名は「Nami_PMAX_JP_SerumB」。画面の既定値をそのまま使わず、最適化対象にページ閲覧やカート追加が混ざっていないか確認します。通常の作成手順/商品フィードありの作成手順

  2. コンバージョン数か、コンバージョン値かを選ぶ

    [単価設定/入札]では、各成果の価値が同じなら件数、金額の違いを反映するなら値を軸にします。例では購入金額を送る設計なので「コンバージョン値の最大化」を選び、目標ROASを付けるかは履歴と採算から判断します。初回から根拠のない高い目標を入れないようにします。

    目標CPAは1件ごとの費用上限ではなく、平均の目標です。目標ROASも保証値ではありません。2026年6月以降は、目標付きの戦略が「目標CPA」「目標ROAS」と表示される移行があります。「新規顧客のみ」を使う場合は、既存顧客の識別条件等を確認し、単に新規を増やしたいという理由だけで有効にしないでください。Googleの入札設定ガイド/目標CPAの定義

  3. 地域・言語・URLと自動化を設定する

    [キャンペーン設定]で販売・対応地域と言語を指定し、[その他の設定]で開始・終了日や配信時間を確認します。例では日本向け、全曜日の配信を計画し、言語設定が適用されるチャネルには日本語を選びます。地域オプションも、実際の販売対象に合うか確認します。商品を一つに限定して説明を検証する例なので、最終ページURLの拡張とテキストのカスタマイズは初回はオフにします。これが全案件の推奨設定という意味ではありません。

    2026年9月からの言語設定変更:公式案内では、P-MAXの検索ネットワーク部分にキャンペーン単位の言語設定は適用されなくなり、広告の言語に基づく照合へ変わります。選択した言語はYouTube、ディスプレイ、Discover、Gmail等には引き続き適用され、P-MAX内のショッピング広告は言語設定の影響を受けません。「日本語」を選ぶだけで検索部分も日本語へ限定できるとは考えず、広告文とLPの言語をそろえて確認します。Googleのターゲット言語の変更案内

    [アセットの最適化]等の項目が別に表示される場合は、下の「シグナルと制御」の手順で設定値を再確認します。Googleのキャンペーン設定ガイド

  4. ブランドとアセットグループを登録する

    ビジネス名・ロゴはキャンペーンのブランドガイドラインでそろえます。[アセットグループ]にはグループ名、最終ページURL、見出し、長い見出し、説明、画像、動画、行動を促すフレーズを登録します。プレビューで商品名・価格・切り抜きを点検し、シグナルを追加する場合は同じグループ内で設定します。

    Merchant Center連携時は[リスティンググループ]の「すべての商品」をそのままにしないでください。鉛筆アイコン→[一部の商品を広告に使用]→[商品ID]で対象を選び、例では「serum-b-01」だけを含めて保存します。素材が1商品でも、商品グループが全商品のままなら別の商品が対象になります。Googleの商品選択・アセット登録手順

  5. 予算と期間を入力する

    平均日予算は毎日の厳密な上限ではありません。例は4,500円/日とし、日次では最大9,000円になる場合も見込みます。設定を変えずに1カ月続けた場合の請求上限の目安は4,500円×30.4=136,800円です。税・制作費・運用手数料は別に整理します。総予算の選択肢が表示される場合は、期間全体の予算を設定する方式もあります。

    Googleは平均日予算について、選択した成果のCPAまたは費用/コンバージョンの3倍以上を推奨しています。固定の最低出稿額とは別です。自社の許容額と両立しなければ、目標やテスト計画から見直します。Googleの予算設定ガイド/費用の上限

  6. 概要を照合してから公開し、審査状態を確認する

    最後の確認画面で、アカウント、目標、地域、期間、予算、接続先、商品範囲、URL、アセットをチェック表と照合します。警告があれば内容を読み、未解決のまま進めません。承認がそろったら[キャンペーンを公開]。公開操作は即時の掲載保証ではないため、その後にキャンペーンとアセット、商品の審査・配信ステータスを確認します。

    ここまでの文案・設定例は学習用です。架空のURLや商品データをそのまま入稿して公開しないでください。Googleの最終確認・公開手順

アセットの仕様は、必須と推奨を分けて準備する

下表はMerchant Centerの商品フィードだけで開始するケースを除く、基本の準備基準です。商品フィードがある場合は追加素材なしで開始できる案内もありますが、商品情報だけで希望する訴求やすべての広告表現を用意できるとは限りません。ブランド名・ロゴの管理はキャンペーン単位です。

テキストの入力規定と今回の用意数
項目仕様今回の完成例
広告見出し3〜15本、各30文字以内。15文字以内の短いものを1本以上15本
長い広告見出し1〜5本、各90文字以内2本
説明文主仕様ページは2〜5本、各90文字以内4本。うち1本は60文字以内
ビジネス名25文字以内。確認済みの事業者名またはドメイン名と一致Nami(架空名)
行動を促すフレーズ自動、または画面の選択肢から指定購入に合う「購入」系の選択肢
表示URLパス任意。2枠まで、各15文字以内beauty / serum

日本語などの全角文字は2文字分として数えます。見出しの30文字は、全角だけなら15文字までです。下の文案は半角換算の使用数を併記しました。半角・全角が混ざるので、単純な見た目の文字数で判断しないでください。Googleのテキスト仕様

画像・ロゴ・動画の制作仕様
素材用意するサイズ・形式数量と確認点
横長画像1.91:1/推奨1,200×628px/最小600×314px少なくとも1点。例は異なるカットを4点
正方形画像1:1/推奨1,200×1,200px/最小300×300px少なくとも1点。例は4点
縦画像4:5/推奨960×1,200px/最小480×600px任意。例は2点
正方形ロゴ1:1/推奨1,200×1,200px/最小128×128px1点
横長ロゴ4:1/推奨1,200×300px/最小512×128px任意。例は1点
動画横16:9、正方形1:1、縦9:16。10秒以上例は各1本、各15秒。縦はShorts用に10〜60秒の範囲

画像・ロゴはJPGまたはPNG、各5MB以下。重要な商品部分は中央80%に収め、切り抜き後も用途が分かるか確認します。写真は各比率で文字や装飾を重ねない版も用意し、商品情報とロゴは別素材として扱います。動画はFull HDを基本に、横1,920×1,080、縦1,080×1,920、正方形1,080×1,080pxを制作指定とします。画像の公式仕様/動画の公式仕様

確認時点では、公式の主仕様ページは画像最大20点・動画最大15本と記載する一方、作成ステップのページには画像15点・動画5本という案内もあります。また説明文の最低数は仕様ページが2本、充実度チェックリストが3本です。本例は画像10点・動画3本・説明文4本にし、短い説明も用意しています。大量追加時は画面の入力上限を優先し、差が出た項目を記録してください。主仕様ページ/作成ステップ/充実度チェックリスト

1商品のアセットグループ完成例

以下はP-MAXの説明専用に作った、独立した架空の販売企画です。ブランド、商品、30mLの容量、税込6,600円の価格、URL、数値は実在の案件・販売実績ではありません。効能・体験談・試験結果は設定していません。他記事の「Nami セラム」とは別の架空商品「Nami セラムB」で、税込6,600円・税送料を除く売上6,000円はこの例だけの条件です。文案は転用方法を示す完成例で、掲載前に自社の確認済み事実へ置き換えます。

架空企画「Nami セラムB」の入力台帳
項目入力内容
対象商品美容液1種類。30mLのボトルという架空条件
価格と販売条件税込6,600円。送料別。配送・返品条件は実際のLPに記載して照合する
商品ID/グループ名serum-b-01 / SerumB_30ml_JP
最終ページURLhttps://example.com/products/serum-b-01(差し替え用URL。実商品ページではない)
ブランド/表示URLパスNami(本番は確認済み名称)/beauty/serum
購入目標と値購入を主要成果、カート追加・商品閲覧は観測用。税・送料を除いた商品売上6,000円/個、通貨JPY
初回の自動化方針最終ページURL拡張オフ、テキストのカスタマイズオフ。動画3比率を自社制作する想定
商品フィードを使う場合対象商品IDだけをリスティンググループに含め、商品リンクも同じ商品にそろえる

「容器」「内容量」「使用方法の確認先」「価格」「購入前の確認」を分担させました。各文が単独でも意味を持ち、組み合わせても別商品の説明にならない構成です。根拠のない「売上No.1」「必ず肌が変わる」「送料無料」などは足しません。

そのまま編集して使える完成文案(H=見出し、L=長い見出し、D=説明文)
ID文案半角換算
H01容器を動画で確認16/30
H02Nami セラムB12/30
H03内容量30mL10/30
H04容器と箱を写真で紹介20/30
H05購入前に商品情報を18/30
H06ラベルの表示を確認18/30
H07美容液の使い方を見る20/30
H08成分を商品ページで18/30
H09容器の開け方を紹介18/30
H10美容品の購入前確認18/30
H11税込6,600円の美容液19/30
H12内容量を見て選ぶ16/30
H13写真で容器を確認16/30
H14Namiの商品情報14/30
H15使用上の注意を見る18/30
L01容器とラベルで確認する、内容量30mLの架空美容液46/90
L02商品名・内容量・使用上の注意を、購入前に商品ページで確認56/90
D0130mLの架空美容液。成分と使用上の注意は商品ページで確認。56/60(短文)
D02容器全体と箱、キャップを開ける手元を写真と動画で紹介。54/90
D03内容量は30mLという架空設定。実商品の表示へ置き換えてください。62/90
D04価格は税込6,600円という架空設定。送料・返品条件は商品ページへ。63/90

CTAは購入につながる選択肢を選びます。サイトリンクや価格アセットは、実在する追加ページ・価格情報があるときに登録します。数を満たすために同じページを別名で水増ししたり、未制作ページへリンクしたりしないでください。グループを増やすのは、別商品の条件や訴求を混ぜると矛盾する場合など、管理上の理由があるときです。

画像と動画を制作担当へ渡す指示書

文章だけそろっていても、完成したアセットグループにはなりません。下表は上の架空商品を撮影・編集する場合の発注指示書です。画像・動画の実ファイルが納品されるまでは未完成として扱います。記事内の図は構成見本であり、商品写真・入稿用素材・配信済み広告ではありません。

静止画の納品指示
ファイル名の例撮る内容比率・納品数
serumb01_product_h / _s無地背景で商品の全体形状。外周が切れない構図横長・正方形を各1点
serumb01_package_h / _s / _v容器と箱を手元に置く場面。ラベルを隠さず余白も見せる横長・正方形・縦を各1点
serumb01_detail_h / _s容器の口元とラベルの寄り。実物の色・形状を変えない横長・正方形を各1点
serumb01_scale_h / _s / _v容器を手で持ち内容量表示へ寄る。容量値はLPと一致横長・正方形・縦を各1点
nami_logo_square / _wide承認済みブランドロゴ。白背景でも読める色正方形・横長を各1点

画像計10点、ロゴ2点。すべてを同じ写真の自動切り抜きだけで埋めず、「形」「開け方」「ラベル」「内容量」の情報を変えます。3比率それぞれで切り抜きと余白を調整し、納品時に寸法、ファイル容量、使用権、素材の版番号を記録してください。

15秒動画の絵コンテ(横・縦・正方形で同じメッセージを再構成)
秒数画面画面内テキスト/音声
0〜3秒美容液の容器と箱を映し、商品全体へ寄る「容器を動画で確認」
3〜7秒キャップを開ける手元。商品ラベルも残す「容器の開け方」
7〜11秒ラベルへ寄り、内容量表示を見せる「内容量30mL(架空)」
11〜15秒商品とロゴ、商品ページへ進む案内「Nami セラムB」「成分・注意事項を見る」

納品名はserumb01_15s_16x9、serumb01_15s_9x16、serumb01_15s_1x1。字幕は各比率で配置し直し、縦横変換で商品や文字が切れないことを確認します。ナレーションは上表の文案を読み、無音でも理解できる字幕を残します。音楽を使うなら広告利用権のあるものを選びます。

動画はYouTubeの公開・限定公開動画を選択する方法のほか、利用可能な画面ではGoogle管理のHouse channelへ直接アップロードする方法があります。動画なしでは自動生成される場合があり、手持ち動画も自動で比率調整されることがあります。自動生成・動画拡張の設定と生成物を確認し、「1本入れればすべての自動生成が止まる」とは判断しないでください。動画の形式・入稿方法と自動処理

納品時のチェック欄

  • □ 写真の商品、商品ID、LPがすべてserum-b-01で一致
  • □ 内容量・色・付属品・価格・送料の表現を商品担当が承認
  • □ 画像の比率・画素数・5MB以下をファイルで確認
  • □ 商品を中央に置き、各比率の切り抜きを確認
  • □ ロゴの権利、撮影者・出演者・音楽の広告利用許諾を記録
  • □ 15秒動画3比率で字幕・ロゴ・商品が欠けない
  • □ 入稿プレビューを確認し、修正版と旧版を取り違えない

架空美容品Nami セラムBの制作構成見本

容器の紹介から、購入前の確認へ

容器と箱の全体を見せる

0〜3秒容器と箱の全体を見せる

キャップを開ける手元を見せる

3〜7秒キャップを開ける手元を見せる

ラベルと架空の内容量を伝える

7〜11秒ラベルと架空の内容量を伝える

商品情報と注意事項の確認先へ

11〜15秒商品情報と注意事項の確認先へ

独自の絵コンテ用説明図です。商品名・30mLの容量は架空設定で、実物写真、効能・使用感・検証結果、完成動画や実配信画面ではありません。

シグナルと制御を分け、送客先を確認する

オーディエンスシグナルは、成果につながりそうな人を示す任意の情報です。入力した人だけに配信する制限ではありません。例では「デスク周りの整理」を関心として検討し、同意と利用条件を満たすサイト訪問者データがあれば候補にします。顧客データが未整備なら、架空リストを作らず未追加で進めます。P-MAXのよくある質問

目的ごとに見る設定
やりたいこと確認する設定・操作注意点
商品以外のページへ送客したくない対象キャンペーンの設定→[アセットの最適化]→テキスト/最終ページURLを確認拡張オン+ページフィードはURL一覧への厳密な限定にならない
拡張を使いながら採用ページ等を避ける最終ページURLの除外に対象ページやURLルールを登録除外後も送客先の実データを点検する
商品の対象を1種類に絞るリスティンググループを商品IDで選択URL拡張をオフにするだけで、商品フィードの範囲が狭まるわけではない
特定の検索語を避ける[キーワード]→[除外キーワード]→+→対象P-MAX→入力→保存検索・ショッピングの検索語に適用。全チャネル共通の除外ではない
自社・他社ブランド検索の扱いを決めるキャンペーンのブランド除外を確認し、必要なブランドリストを適用指名の取り込み方や広告全体の評価目的から判断する

最終ページURLの拡張とテキストのカスタマイズは既定で有効の案内です。今回の例は単一商品を固定するためオフですが、関連LPを広く活用したい場合は、除外と表示内容の確認体制を用意してオンを検討します。テキストの自動化をオフにしても、動画の自動処理まで一括でオフになるとは限りません。URL拡張の仕様/テキストのカスタマイズの操作/キャンペーン単位の除外キーワード

記入済み設定表と、公開前の確認ログ

次は架空企画の設定記録です。「決めた値」と「実際に確認した結果」を分けます。この記事では実アカウント、注文、広告素材の入稿を試していないため、実確認欄は未実施です。自社では確認日時・担当・証跡を記入し、空欄が残る公開必須項目は完了してから進めてください。

設定ログの記入例
項目この企画で決めた値・方針実確認の状態
対象/接続先Namiの日本向けEC。Merchant Center「Nami JP」を使う想定。実IDを作成前に照合未実施:アカウント担当がID・連携を確認
成果と値購入のみ主要。税・送料抜き商品売上6,000円/個、JPY。取消は調整し、注文IDで照合未実施:計測担当が注文・再読込・取消を検証
入札/新規顧客コンバージョン値の最大化。初回は目標ROASなし。新規顧客のみの入札は使わない未実施:運用担当が自動選択された目標も確認
予算/期間平均日予算4,500円。6週間を観測計画とし、媒体費の計画額189,000円。厳密な期間上限とは別管理計画値:費用担当の承認と日次監視が必要
地域/言語地域は日本。適用チャネルの言語は日本語。検索部分は広告の言語に基づく照合、ショッピングは言語設定の対象外。地域オプションも販売対象と照合未実施:運用担当が保存値を確認
商品/送客serum-b-01のみ。商品LP・商品フィードのリンクを一致。URL拡張オフ未実施:EC担当が在庫と商品リンクを確認
素材/自動化見出し15・長い見出し2・説明4、画像10、ロゴ2、動画3。テキストのカスタマイズオフ文案のみ作成済み:撮影・動画制作・入稿・審査は未実施
確認頻度/停止日次で費用・審査・購入動作。計測不良、誤価格、在庫切れは即点検・必要なら停止計画値:担当と連絡先を自社で記入
評価条件購入の遅れを7日と仮定して集計を確定。媒体費ベース有効CPA1,500円を目標、2,000円が損益境界仮定:自社の実測遅延・原価・費用へ置換

42日×4,500円=189,000円は期間の計画額です。平均日予算の設定だけでこの期間総額が厳密に制限されるわけではありません。費用超過を避けるには日次の累計監視を行い、総予算設定を使う場合も入力条件と請求範囲を確認してください。

自社用に残す1行

確認日:__ 担当:__ 対象設定:__ 設定値:__ 期待する状態:__ 実際の結果:__ 証跡の場所:__ 次の対応・期限:__

公開の最終判定には、購入テストの結果、LPと商品フィードの一致、素材の承認、公開日、予算承認を添えます。管理画面に警告がないことだけを合格条件にしないでください。

成果は媒体レポートと有効購入・利益を照合する

確認はキャンペーン全体から始め、原因を探るときにアセットグループ、商品、チャネルを見ます。アセットごとのコンバージョンは、同じ広告を構成した複数素材に帰属して表示されるため、足し算してキャンペーン合計にしないでください。充実度の評価も、素材の準備状況を示す材料であり、利益の保証ではありません。

  1. [キャンペーン]で対象P-MAXと集計期間を選び、費用・コンバージョン・値・費用/コンバージョン・値/費用を確認する
  2. [アセットグループ]を表表示にし、必要な列を追加する。[詳細]では素材、審査状態、Google AIによる追加も確認する
  3. [アセットの詳細]→[組み合わせ]で、商品・価格・表現が整合しているか確認する
  4. [分析情報とレポート]→[チャネルのパフォーマンス]で、費用・成果・診断を確認する。商品データを使った広告等の区分も確認する
  5. 同じ期間・計測基準で注文データを照合し、取消、重複、既存/新規、商品別利益と広告全体の変化を確認する

操作の一次情報:アセットグループのレポート/チャネルのパフォーマンスレポート

6週間の評価ログの記入例

以下の数値は計算方法を示す架空データです。6週間の広告接点に対する購入を、その7日後まで待って照合した想定です。7日はこの例の仮定で、実運用は自社のコンバージョン遅延や返品確定までの期間を使います。表の媒体数値は取消調整前、事業側の数値は取消を除外した後です。

架空の評価ログ
確認項目記入結果判断
媒体費/媒体購入135,000円/90件媒体CPAは1,500円
媒体コンバージョン値540,000円(6,000円×90件)取消調整前ROASは400%
取消/重複取消6件、重複0件有効購入は84件。媒体側への取消調整も確認する
有効CPA/有効売上約1,607円/504,000円有効ROASは約373%。目標CPA1,500円は未達
原価・出荷等の変動費4,000円/件と仮定広告前の限界利益は2,000円×84件=168,000円
媒体費差引後の残額168,000円−135,000円=33,000円制作費・運用費・固定費を引く前の額。最終利益とは呼ばない
新規/既存有効84件のうち新規60件、既存24件新規獲得の目的に合うか、他キャンペーンも含めて確認
次の判断予算の拡大は保留。取消理由と商品説明を点検し、原価・実測遅延を確認して再評価ROAS400%だけで成功と判断しない

税抜商品売上6,000円、広告以外の変動費4,000円なら、媒体費ベースの損益境界CPAは2,000円です。目標を1,500円にすると、1件当たり500円をその他の費用・利益に残す設計になります。ただしこれは架空の商品原価から計算した基準で、P-MAXの一般相場や最低予算ではありません。

P-MAX単体でCPAが良くても、広告全体では指名や既存顧客の成果を移しているだけかもしれません。導入前後に予算、価格、季節性、他施策が変わっていないかを記録し、可能なら比較条件をそろえた実験を検討します。例えば広告全体が30万円・有効購入60件から45万円・90件になっただけなら、CPAはどちらも5,000円です。購入数の増加だけでP-MAXによる純増とは言えません。

成果が出ないときは、配信・計測・送客・素材の順に直す

症状から確認する順番
症状最初に開く場所・確認対象修正の例
ほとんど配信されないキャンペーン・アセット・商品のステータス、請求、日程、予算と入札目標不承認や開始日の誤りを解消。根拠のない厳しい目標値を見直す
クリックはあるが購入がない実際のLP、在庫、価格・送料、購入導線、完了計測リンク切れ・決済エラー・重複や未発火を修正する
数字は増えたが事業が良くならない最適化目標、取消、新規/既存、有効リード、利益補助行動の主要化を外し、有効成果と価値の返送を整える
別の商品やページが出るURL拡張、リスティンググループ、商品リンク、生成アセット対象商品と送客先を一致させ、不要な拡張・除外設定を見直す
素材が不足、または伝わらないアセットの詳細、組み合わせ、配信面ごとの切り抜き不足する「用途」「大きさ」等を制作指示へ落とし、新素材で置き換える

「学習中だから」と計測不良や誤価格を放置しないでください。一方、数日の少数成果だけで予算・入札・LP・素材を同時に変えると、原因が分からなくなります。緊急の不具合はすぐ直し、効果改善は変更点と観測期間を記録して進めます。

P-MAXを始める判断は、公開後に運用できるかで決める

料金条件:運用手数料20%、媒体費100万円以下の場合は固定20万円。料率と固定額の適用関係、税区分、制作範囲は見積もり時にご確認ください。

開始前に、①主要成果と値、②検証済みの計測、③商品に一致した素材とLP、④URL・商品・除外の制御、⑤予算と評価担当がそろっているか確認します。自動化を活かすための仕事は、この入力を正しく保つことです。

商品追加、価格変更、在庫切れ、素材の権利期限、LP改修があったときに、誰が広告担当へ伝えるかも決めておきます。引き継ぎではオン・オフの値だけでなく、「なぜその設定にしたか」を残してください。

相談時は、既存広告の目的と結果、成果定義、計測の状態、商品フィード、LP、準備済み素材をまとめると、不足している工程を絞れます。計測とクリエイティブを含む広告運用の相談はこちら。導入ありきにせず、事業に必要な成果から設計しましょう。

運用を委託する場合の当社条件

Sunday Parkの広告運用は、運用手数料20%、媒体費100万円以下の場合は固定20万円です。最低契約期間はなく、週5本のクリエイティブ制作を無料で含みます。具体的な適用条件と見積もり総額は、ご相談時に確認してください。

2026年10月4日の事業者提示条件。税区分は未指定です。制作の形式・尺・撮影有無・本数の数え方・対象媒体/アカウント単位、追加制作・特殊撮影・外部権利は個別に確認します。

参考情報・出典

株式会社Sunday Park

広告運用、ショート動画・記事LPの制作、モデル撮影、インハウス化支援を行っています。

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